SUMIYOSHI JINJA
徳川家康も祀られている、
佃の由緒ある神社。
江戸時代の面影が残る佃のまちを歩いていると、隅田川沿いに大きな鳥居を発見!
隅田川のほとりにある鳥居。
▲こちらは一の鳥居とも言われています。
赤い鳥居のまっすぐ先には住吉神社が見えます。正保3年(1646年)、江戸時代初期に創建された神社。江戸湊(東京湾)の玄関口にあることから、海上安全などの守護神として信仰を集めてきました。佃の住宅街が参道になっているんですね。
「行ってみるにゃ!」早速もんにゃんが走り出して行ってしまいました。この風情ある街並みをゆっくり見ながら歩くのが楽しいのにな~。
陶器の区民文化財。
▲額が格好良い鳥居にゃ~。
もう一つの鳥居に到着。真ん中には「住吉神社」と書かれた陶器でできている額があります。題字は有栖川宮幟仁親王の筆とのことで、中央区民文化財にもなっているそう。かなり珍しいです。
佃のまちを守る神。
▲今は地域の産土神(氏神)として信仰されています。
東照御親命(徳川家康)も祀られている社殿。実は家康と佃の関係は深く、さかのぼること戦国時代。家康は大阪の佃村という場所で漁師に窮地を救われました。その縁で佃村の漁師をこの地に呼んだことから、ここに佃という名が付いたんですね。佃の漁師と家康の深い絆。それをぜひ住吉神社で感じてみてください。
(取材:2021年9月)
住吉神社の境内には他にも中央区の文化財があるから見つけてほしいにゃ!
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