▲昭和30年頃に建てられた長屋だそうです。

お店の名は猫屋。レトロで味のある長屋です。オーナーの鬼久保さんにお話を伺うと、趣味で猫グッズを集めていた鬼久保さんは10年前、週末限定でお店をやろうと思い立ったそう。そこで長年空いていた月島の長屋をリノベーションし、店内にずらりとマイコレクションを並べました。好きなことを突き詰める生き方、素敵です…！

▲ぼくの仲間がたくさんいるにゃ～。

店内に並ぶのはアクセサリーやキッチン雑貨に文具など、国内外から集められたあらゆる猫グッズ。全部でいくつあるのだろう…？聞けば鬼久保さんも分からないとか。お店に出しきれないものは二階に閉まってあるそうです。また、ご自身も陶芸作家として、ぐい飲みなどの作品をここで販売中。他では見たことのないものばかりです。

▲静かな路地裏が大好きだにゃ～。

路地裏にあると車も入ってこないため、おだやかな時間が流れる猫屋。「キンコ～ンとお店のチャイムが鳴っても、誰もいないことがよくあるんです。下の方を見ると近所の猫ちゃんでした（笑）」と鬼久保さん。猫グッズに惹かれてまさかの本物がご来店するとはびっくり。

▲もんじゃ帰りに立ち寄る人も多いとか。

月島の再開発で、お店は2022年から蔵前に移転するそう。月島から離れてしまうのは残念だけど、次のお店がどうなるかも楽しみ。ぜひ今のうちに立ち寄ってみてくださいね。
（取材：2021年9月）